上嶋 法雄 弁護士

弁護士は法律のプロです。案件の見通しを相談者の方にきちんとお伝えし、お客さまがどのようなご判断をするのかサポートする仕事であると考えています。

相談者の方の立場になってその思いに寄り添うことは、弁護士でなくとも誰でもできますが、ただ寄り添うだけでは何も解決しません。案件の見通しを伝え、どのような解決方法があるのか。そして、解決のためには何が必要で、どのようなメリット・デメリットがあるのかを考え、法律の専門家として助言できるよう日々研鑽に努めるのが、弁護士の役目だと感じます。

そういうわけで、案件によっては、ときに厳しい見通しや意見をお伝えすることもあると思います。それでも、「良薬は口に苦し」という言葉のとおり、お客さまにいい点ばかり伝えるのではなく、リスクやマイナスの点も含め伝えることが、弁護士としてのあるべき姿だと考えています。

弁護士が間に入れば、ほとんどの紛争は相応な解決に落ち着くでしょう。それがわかってくると、弁護士になりたてのころのような大きな達成感は、年々薄くなってくることは事実です。

ただ、どんな形であれ、無事に問題が解決できたときは、弁護士をやっていてよかったと心底思います。事前に予測された範囲内で解決できるに越したことはありませんが、自身の予測よりもはるかにいい方向に向かったときには、今でも言葉に尽くしがたい高揚感を覚えます。法律が絡む案件の性質上、トラブルに関わる全員がハッピーになることは少ないのですが、どんな形であれ紛争が終わり、皆さんが新しい一歩を踏み出せるようになった姿を見ると、素直にうれしく思います。

そして業態からして、昨今のコロナの影響を受けている方が大多数で、やはり生活苦から借金をして、その返済に困っているというご相談が非常に多いです。そこで私は、ご相談いただいたからには、何とかしてつらい状況から抜け出せるよう手助けをしたいと考え、日々のご相談に対応しています。一口に借金問題といっても、お悩みは人それぞれですので、相談者の方にとってベストな解決ができるよう、まずはご状況をお話しいただければと思います。

駐車場があり、交通アクセスもいいので、その来所しやすさが、堺支店の何よりのアピールポイントです。お気軽にお越しください。

アディーレに所属する弁護士は、経験豊富なベテランが多く、さまざまな法律相談に対応できます。若手弁護士との違いは、“経験に基づく案件の見通し”です。若手弁護士であれば判断に迷いそうな点であっても、ベテランの弁護士は問題になりそうな部分を的確に把握し、それに対する細やかなアドバイスができますので、案件処理もスムーズです。いち早くお客さまの不安を解消できる点も、アディーレのベテラン弁護士のいいところです。

さらに、「経験が豊富＝案件の結論をたくさん知っている」ため、手続のメリットを誰よりも深く理解しており、自信をもって取捨選択しながら手続を進めることができる点も、ベテラン弁護士ならではの解決スキルです。これまでの解決実績からも、自信をもっておすすめできますので、トラブル解決のパートナーとして、ぜひアディーレを選んでいただけるとうれしく思います。

「先生の言うとおりになりました」と言われたときは、「お役に立ててよかった」と非常にうれしい気持ちになります。

あるとき、会社と労働者側がかなり激しく争っていた労働事件において、相手の主張をすべて封じたうえで完勝し、お客さまから「笑かしてもらいました」と大変喜んでもらったことは、特に印象に残っています。裁判には勝ち負けがあり、結果ももちろん大事ですが、何よりも依頼者の方にご満足いただけると「やってよかったな」と大きな達成感があります。

またあるとき、解決までにかなり骨が折れた刑事事件にて、被告人の方より「執行猶予が無事に終わった」というお手紙をいただいたときも、喜ばしい気持ちになったのを覚えています。誰かの役に立った経験は、これからも忘れることのできない、弁護士人生における貴重な財産です。

法的トラブルは“虫歯”と同じです。放っておいて自然によくなることはありません。悪くなる一方なのです。だからこそ、弁護士をもっと頼ってほしいと思います。話を聞いてもらうことで気持ちが整理でき、ご自身が何をすべきか見えてくるはずです。スッキリとした気持ちで人生を送るためにも、来所をご予約のうえ、お気軽に堺支店にお立ち寄りください。ご相談お待ちしております。